『トラップリピートイフダン』について考えてみる


まずはじめに、トラップリピートイフダンというのはM2Jが特許を持っている取引手法です。 どんなものかというと、IFD注文をリピートして連続で注文し続けるというような手法になります。また、設定pipsおきに何個もIFD注文をいれていきます。そして決済後にまた新しい新規注文が自動にだされるというものです。 一見単純なものなので、取引説明などを見ると楽に儲かりそうなイメージがありますが、安易に手を出すと危険です。 先に言っておきますが、この手法を否定しているわけではありません。初心者の方にはリスクが大きいということです。

この手法のメリット・デメリットを簡単に挙げてみます。

□メリット
・自動的にナンピンのように玉数を増やし、上昇(下落)時にポジションごとに均一に利益を確定できます。
・設定しておくだけであとは自動トレードなので相場を気にする必要がない

デメリット
・ロスカットという概念がない。


大きく分類するのであればだいたい上記のようなポイントが挙げられると思います。
さて、冒頭でも言いましたが、このデメリットが初心者にとってはとても危険なものとなります。
エントリーしたところから黒字になると自動に決済していきますが、逆に損失を膨らませ続けたらロスカットをせずに保有しつづけます。

例えば、最近の大相場。サブプライム問題で全世界的にリスク回避でドル円などが暴落した際。
トラップをいくつも仕掛けておいたら・・・・トラップの数だけポジション保有してすべて含み損になります。
1夜にして大きな損失をだしたことでしょう。

つまり、大きな動きをするときには非常に危険であると言えます。
この欠点をわかったうえでぜひ挑戦して頂きたいですね。

さて、最後に。
この自動のリピートはBOX相場(レンジ相場)時にはすごい力を発揮します。
イメージでいうと、安値で買い、高値で売る。
これを自動でリピート。
言わなくてもわかると思いますが、ほっておけば自動的にお金が増えていくわけです。

デメリットを把握したうえでこの手法を使うことが重要です。













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